生理痛でロキソニンを飲む際の注意点

生理痛でロキソニンを飲む際の注意点

生理中の薬

女性の生理痛は酷い痛みが出たり人それぞれ症状も変わりますが、酷い人によっては立てなくくらいの激痛を伴うこともあります。

ロキソニンはそんな生理痛を和らげるのに効果がある薬です。

効果を出す為にも注意する事を十分に理解しておかなくてはいけません。

1.一回一錠を服用し、空腹時の服用はさける

胃への負担を軽減させる為にも空腹時の服用はさけなくてはいけません。

そして、コップ一杯程度の多めの水で服用するようにしましょう。

ロキソニンは一回一錠で十分な効果があり、プロドラック製剤という胃粘膜を刺激しにくい構造となっています。

2.服用の間隔は4時間以上あけるようにする

ロキソニンの成分は5~6時間は効果が持続すると言われています。

その為、効果がないからといって短時間で服用しても効果を得る事はできません。

それどころか副作用が出てしまう可能性が出てくるので気をつけて服用するようにしましょう。

3.服用回数は一日2回までとする

生理痛など痛みが不定期にくる場合は一日2回を目安に服用するようにしましょう。

それでも痛みが続く場合は最大でも3回までとされているので、それ以上は回数を増やすのは止めておきましょう。

ロキソニンの効果は服用して30分程度で段々と現れてくるので、出来れば早めに服用するようにしましょう。

ロキソニンの効果は痛みが出る前に飲む事がポイントとも言えるので早めの服用をオススメします。

3.他の鎮痛剤や市販の風薬との併用は避ける

他の鎮痛剤は風薬には解熱鎮痛剤成分が含まれているので、鎮痛剤成分の過剰摂取になり副作用が出る原因ともなるので併用して服用するのは避けるようにしましょう。

もし、生理痛と他の症状がある場合は病院へいき、成分が重ならないように薬を処方してもらうようにしましょう。

4.副作用が出た場合はすぐに病院へいく

副作用でも重大な副作用が出た場合は病院へいき、医師の診断を受けるようにしましょう。

例えば、蕁麻疹が出たり、腹痛や嘔吐、冷えやむくみなど、そして酷くなれば呼吸が苦しくなったり、意識が飛んだり、吐血や下血などがあった場合などは必ず服用を止めて病院での診察を受けるようにしなくてはいけません。

重大な副作用が出る事は稀ではありますが、飲んだ後は体調をしっかり確認するようにしておきましょう。

5.連続服用は3日から5日間にとめておく

ロキソニンはあくまでその場の痛みを和らげるために服用します。

特に生理痛などは一時的なものでもあるので長めに服用する事は避けるようにしましょう。

長期間服用するような場合は他の病気が隠れいる可能性があるので病院で診察を受けるようにしましょう。

6.痛みが出る前にロキソニンを服用する

生理痛で痛みが最大に出てロキソニンを服用しても効果は出ません。

確かにロキソニンは生理痛を和らげる薬でもありますが、これは痛みが出る前に飲まなくては痛みを抑えることが出来ないのです。

それはプロスタグランジンという痛みが生産されて生理痛が起こるのですが、この生産を抑える事によって痛みも出にくくなるという事です。

その為に痛みの成分が作られた後に服用しても効果が出ない為、ロキソニンの効果が発揮されないまま終わってしまいます。

7.ロキソニン服用後は運転を避ける

普通風邪薬などには眠気成分が入っているので服用後は運転を避けるように注意されていますが、ロキソニンも同じように服用後の運転は避けるようにしなくてはいけません。

眠くなる成分は入ってはいないのですが、0.1~1%未満の頻度で副作用として眠気が報告されているのです。

その為薬を飲んだ後は運転を避けるようにしましょう。

8.授乳中は服用するのはやめる

ロキソニンの成分は乳汁移行が確認されている為、授乳中のロキソニンの服用は避けるようにしなくてはいけません。

赤ちゃんにどのような影響が出るかはまだ分かりませんが、安全ともいえないので、出来る限り避けるようにしなくてはいけません。

どうしても服用しなくてはいけない時は服用後8時間過ぎれば、服用しても大丈夫なのでどうしてもという時は時間をあけて服用するようにしましょう。

もし、それでは心配ならば薬剤師の方や病院で授乳している事を伝えて別の薬を処方してもらうなど他の方法をとるのも良いでしょう。

ロキソニンの注意点を確認して飲もう

ロキソニンは強い薬だと思われがちですが、飲み方さえ間違わなければ酷い副作用も出にくく、即効性がある薬とも言えます。

生理痛では痛みが出て我慢できなくなり薬に頼ってしまうということが多いのですが、ロキソニンはその痛みが出る前に飲まなくてはいけないので飲むタイミングを間違わないように気をつけて飲むようにしましょう。

年齢も15歳以上と決まってるので年齢が達しているかどうかなどもきちんと確認する事が大切です。

ロキソニンを上手に活用して生理痛を乗り越えていきましょう。

※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。

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