気持ち悪くて眠れない時にすると良いこと
食べ過ぎ、飲み過ぎ、ストレス、生理前などが原因で気持ち悪くなり、眠れないこともありますよね。
そのせいで寝不足になってしまったら、日常生活に支障が出てきてしまいます。
気持ち悪くて眠れない時の対処法を見ていきましょう。
1.温かい飲み物を飲む
気持ち悪くなってしまうのには様々な原因がありますが、ストレスや生理前の不調が原因の場合には、温かい飲み物を飲んでみましょう。
不安感やイライラが酷く気持ち悪い時には、気持ちをリラックスさせることで気持ち悪さが改善でき、眠れるようになるはずです。
オススメのドリンクは、ホットミルク、ノンカフェインのハーブティー、白湯などです。
またペパーミントティーやカモミールティーは食べ過ぎや飲み過ぎによる気持ち悪さをスッキリさせてくれる効果もあります。
就寝する前に温かい飲み物を飲む時間を確保し、ゆっくり飲んでから寝てみましょう。
気持ち悪さを感じずに就寝できるはずです。
2.右側を下にして横になる
普段、自分がどんな向きで寝ているか意識していない人も多いでしょう。
けれど姿勢によっては、気持ち悪さを軽減してくれることがあります。
それが右側を下にして眠る姿勢です。
右側を下にすると、十二指腸などの体内の器官の働きが良くなり、消化がしやすくなります。
そのため食べ過ぎや飲み過ぎで気持ち悪くて眠れないときには効果的です。
仰向きやうつ伏せで寝てしまうと、食べ物が逆流してくるような感覚があり、余計気持ち悪くなってしまうこともあります。
少し食べ過ぎてしまったな、気持ち悪くなりそうだな、と感じたら右側を下にして眠るように心がけましょう。
3.体を締め付けない服装に着替える
気持ちが悪く眠れない時は、どうしても上半身が不快に感じたり、息苦しさを感じたりしてしまいますよね。
そんな時には、体を締め付けない服装に着替えてから寝てみましょう。
普段はまったくきつくないパジャマやスウェットも体調の変化や食べ過ぎにより、きつく感じることがあります。
とくに胸のボタンを開けたり、ウエストの紐を緩めたりするだけで、体が解放され、気持ち悪さがなくなり眠れることがあります。
また妊娠していたり、生理になっていたりすると、普段より体がむくんでいることもあり、気持ち悪くなってしまうことも多いので、体を締め付ける服装で眠るのは厳禁です。
4.部屋の空気を入れ替える
気持ち悪くて眠れないからといって、再びテレビを見始めたり、煙草を吸ってみたり、体をスッキリさせようと、眠る以外のことをしようとする人も多いはずです。
心身ともにリフレッシュしたい、という気持ちは分かりますが、そんな時にはまず部屋の空気を入れ替えてみましょう。
朝、窓を開けて空気を入れ替えてから、1日中窓を閉め切っていたり、夕ご飯の匂いが部屋に残っていたりすると、気持ち悪さはさらに酷くなってしまうこともあります。
まずは5~10分だけでも窓を開け、部屋の空気を入れ替えましょう。
また少し冷たい夜風に当たると、吐き気がスーッと消えていくこともあります。
もちろん夜なので窓を開けて眠ったり、夜風に当たり過ぎたりすると体が冷えて体調が悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。
5.体を温める
気持ち悪く、眠れない時に「体が寒い」と感じることもありますよね。
とくに生理や風邪などによる気持ち悪さで寒気がある場合、体を温めることで眠れるようになります。
体を温める方法は、眠る前に熱すぎないぬるめのお湯で、じっくりと体を温めたり、軽くストレッチやマッサージをしたりします。
また眠る前に布団の中に温めた湯たんぽを入れ、布団を温かくしておくのも良いでしょう。
気にならなければ、靴下やセーターを着こんで布団に入ることもオススメです。
気持ちが悪いのは体調が優れない証拠なので、体を温めることで気持ち悪さを改善し、また免疫力を高め、元気に朝を迎えたいですね。
6.鉄分を補給する
眠りたいけれど、毎晩気持ち悪くて眠れない、という人もいるでしょう。
食べ過ぎや飲み過ぎもなく、気持ち悪い場合には足、背中、腰などが気持ち悪い、ムズムズするように感じていないかチェックしてみましょう。
もしそうであれば、鉄分不足によるむずむず脚症候群になっているからかもしれません。
むずむず脚症候群になってしまうと、気持ち悪さで布団に入った時に体を動かさずにはいられなくなってしまうことがあります。
鉄分が不足しやすい女性や妊婦さんはとくになりやすい傾向があるので、鉄分を食事やサプリなどでしっかり補給しましょう。
鉄分の摂取量が足りていると、気持ち悪さがスーッと消えていき、眠れないという感覚も消えるはずです。
気持ち悪くて眠れない状態を解消しよう
気持ち悪くて眠れない時には、まず温かい飲み物を飲んだり、体を温めたりして眠りやすい状態を作りましょう。
また体を締め付けない衣服を着たり、空気を喚起したりすることも効果的です。
普段別の姿勢で寝ている人は右側を下にして寝てみると良いでしょう。
気持ち悪くて眠れなくても焦らずに、対処法を試してみましょう。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。