なんとなく気持ち悪い状態な時の原因とは。慢性的に気持ち悪い状況から脱しよう
病院に行くほどではないものの、なんだかしばらく気持ち悪い状態が続いているという場合、あらゆる原因が考えられます。
「なんとなく気持ち悪い」をもたらしている原因を追究して、一刻も早く万全な体調に戻したいものです。
ではどんな原因が考えられるのでしょうか。
1.ストレスがたまっている
日々の生活や仕事において、徐々にたまっていくストレスを上手く発散出来ていますか?プレッシャーを感じたり、悩みを解決出来ないままでいると、徐々にストレスがたまり「気持ち悪い」を引き起こしてしまいます。
精神的に追い込まれた状態になると、胃が気持ち悪く感じてしまうのは、緊張する場面でお腹が痛くなるのと同じ。
精神的なストレスが胃に負担をかけ、なんとなく気持ち悪いという状態を引き起こしていることが考えられます。
その不快感を取り除く為には、自身のストレスを取り除いてあげないといけないでしょう。
2.ウイルス性の胃腸炎
吐き気があり、体調が優れない場合、冬時期に多く見られるウイルス性の胃腸炎の可能性があります。
気持ち悪い状態に加えて、食べ物を受け付けない、下痢が見られる、頭痛もあるといった症状があれば、すでに感染している状態。
熱がないからといって放置せずに、ただちに病院に行って処方してもらうことが良い方法です。
ウイルス性の胃腸炎の場合は、周りに感染してしまいます。
乾燥する冬の時期は、会社だけでなく、電車やお店といった人が集まるところであればどこでも感染してしまう病気です。
これ以上悪化させない為にも、早急に病院に行った方が良いでしょう。
3.食べ過ぎや飲み過ぎ
仕事のストレスをお酒で発散しようとする人もいるでしょう。
中には記憶がなくなってしまうくらい飲んでしまう人もいます。
こうした人は、自分がその日にどれくらいお酒を飲んだか分からないままの状態で就寝し、起きた瞬間に「気持ち悪い」といった状態になっていることがあります。
毎晩のようにお酒を飲む人や、ストレス発散方法が暴飲暴食である人は、その食生活やお酒が原因かもしれません。
2、3日お酒を断ち、体の調子が戻るかどうか見てみれば、その原因を追究出来るかもしれません。
また、暴飲暴食が習慣化している人は、この機会に自分の体を労わるように食生活を見直してみましょう。
4.逆流性食道炎
風邪っぽい感じでもなければ、暴飲暴食したわけでもないという人であっても、体に負担がかかっている場合があります。
近年多いのは、若い人でも逆流性食道炎というものになり「気持ち悪い」「吐き気がする」「胸やけがする」といった症状が見られるのです。
朝食を抜いて仕事に出かけたり、仕事が忙しいことを理由に外食ばかりになっていたり、寝不足の状態が続いていたりと、現代社会では多く見られる行動です。
酸っぱい唾液がのどまで上がってくるような気持ち悪さや、モヤモヤした胸やけのような気持ち悪さがある場合は、この逆流性食道炎が考えられます。
病院に行き検査を受け、処方された薬を飲むようにすれば、徐々に回復していくことでしょう。
5.薬の副作用
体調が悪くて薬を飲んでいるという状況なのに、気持ち悪い状態が続いているという場合、もしかしたらその薬が原因の可能性も否定できません。
薬であるから大丈夫という過信は一旦捨てること。
もしかしたら薬の副作用によってその気持ち悪さを引き起こしている可能性があります。
自分の体調をよくしようとして良かれと思っている薬が、自分の体質に合わず気持ち悪さをもたらしているのであれば、対処法を変えなくてはなりません。
配合されている成分が体に合わない場合は、医師や薬剤師に相談し、自分に合った薬に変えてもらうべき。
薬だから安全、薬だから悪影響がないと思い込まず、一度他の薬を試せるように相談してみましょう。
6.妊娠
気持ち悪い状態が続いている原因は、妊娠かもしれません。
妊娠初期の状態でつわりが始まっていれば、気持ち悪い状態はしばらく続きます。
妊娠したら生理が来なくなり、絶対に出血をしないとは限りません。
妊娠していても、正常に胎児が成長していなかったり、子宮になんらかのトラブルがあった場合、不正出血という形で出血する場合があります。
それを「生理がきた」と思い込んでいては、手遅れになってしまう危険性があります。
妊娠の可能性があれば、一度検査薬などで調べてみるのも良い方法。
ただし出血などの異常が見られる場合には、早急に婦人科へ足を運ぶことをオススメします。
なんとなく気持ち悪い状態から抜け出そう
気持ち悪い状態が続いてしまうと、気分まで落ち込んだり、やる気が出なかったりと、負の連鎖が続いてしまいます。
ただその原因が分からないと、対処しようがありません。
心当たりがある原因が思いつかない場合は、多少大袈裟だと思っても病院へ一度行ってみる事。
その結果何もなければ安心に繋がりますし、何かあれば早急に対処できます。
自分の体を労わること、向き合ってみることが必要な時なのでしょう。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。