歯痛時に使いたい市販薬6つ
歯が痛いけれど、すぐに歯医者にいけず、なんとか自力で対処したい時もありますよね。
市販薬で痛みを抑えたいけれど、どの薬が本当に効くのか分からない、という人も多いでしょう。
歯痛時にオススメな市販薬を見ていきましょう。
1.ロキソニンS
歯痛時にはロキソニンという市販薬がオススメです。
ロキソニンにはロキソニンとロキソニンSの2種類があり、どちらも歯痛に効きます。
ロキソニンは歯医者さんで処方される薬で、ロキソニンSは市販薬なのでドラックストアなどで購入できます。
ロキソニンSの効果は、飲んでから1時間以内に効いてきます。
量を増やしても痛みがより軽減するわけではないので、容量と飲む時間帯を守って薬を飲む必要があります。
またロキソニンSを飲むと一時的に痛みが治まります。
そのまま歯痛を放っておいたりせず、できるだけすぐに歯医者にいくようにしましょう。
2.バファリン
頭痛や生理痛に効く薬として使っている人も多いバファリンですが、実は歯痛にも効きます。
バファリンは鎮静作用が高く、飲むと痛みが軽減することが多いですが、副作用として胃が荒れてしまったり、吐き気を催してしまったりする人もいるので注意が必要です。
そしてバファリンを飲めるのは15歳以上の人なので、子供に安易に飲ませてしまってはいけません。
できる限り食事の後に容量を守りバファリンを飲むことで、30分ほどで痛みが治まることもあります。
容量を増やしてしまうと副作用が出やすくなってしまうので、必ず容量は守って飲みましょう。
即効で薬が効いてほしい人にはオススメの市販薬です。
3.正露丸
お腹の痛みがある時に、飲む人も多い正露丸ですが、実は歯痛時に効く市販薬としてもオススメです。
正露丸は歯痛の中でも虫歯によく効きます。
虫歯によって沈没した歯の部分に正露丸を詰めるのです。
正露丸の大きさが大きすぎる場合には、正露丸を砕き小さくして詰めましょう。
正露丸が効いてくると痛みが弱まってくるはずです。
正露丸には正露丸糖衣Aという市販薬もありますが、歯痛に効く成分は含まれていないので、必ず普通の正露丸を飲むようにしましょう。
また正露丸は痛みを鎮静させるもので、歯を治すものではないので、できるだけ早く歯医者にいきましょう。
4.新今治水
歯痛のための市販薬として、長年愛されている新今治水もオススメです。
液体タイプの市販薬です。
虫歯に直接効くタイプの薬なので、小さい子供、年配の方、妊娠中の人でも使用できます。
薬の使用方法は、小さく丸めた綿を、ピンセットを使って液体に染み込ませます。
染み込ませた綿を虫歯に直接つけます。
虫歯で穴が開いている場合は、その穴に綿を詰めましょう。
そうすると痛みが軽くなるはずです。
歯に直接つける薬なので、歯茎につけて使用しないようにしましょう。
もちろん新今治水には鎮静作用があっても、虫歯を治す効果はありません。
必ず歯医者さんで治療をしてもらいましょう。
5.イブクイック頭痛薬
イブクイック頭痛薬は、頭痛薬という名前がついている市販薬ですが、歯痛時にもオススメの薬です。
ドラッグストアにもよく置かれているため、普段から頭痛、生理痛、発熱の際に飲んでいる人も多い市販薬です。
イブクイック頭痛薬は飲んでから20分ほどで薬が効いてくることもあり、また胃に負担を与えない薬なので、胃が弱い人にもオススメできます。
また歯痛によって頭痛や発熱が伴う場合もあるので、イブクイック頭痛薬は歯痛による様々な辛い症状が改善されます。
イブクイック頭痛薬を飲んでも、歯痛が一時的に収まるだけで、そのままにしておくと虫歯などの炎症が悪化していく場合もあるので、歯医者さんで早めに治療を始めましょう。
6.セデスハイ
歯痛時には、鎮静作用の強いセデスハイという市販薬を使用するのもオススメです。
イソプロピルアンチピリンという鎮静成分が歯痛を軽くしてくれます。
また錠剤が小粒なので、歯が痛くても少量の水で服用できるのも嬉しいですよね。
ただ副作用として眠気が出てくることもあるため、服用後には車の運転は控えなければいけません。
また薬が効きやすい人も眠気には注意したいですね。
それからアレルギー症状が起こったことがある人や妊娠中の人は飲むことができません。
必ず決まった容量を服用し、飲み過ぎには注意しましょう。
副作用が出やすくなってしまうこともあります。
強い薬ですが、歯の治療にはならないので、歯医者さんで治療をしてもらいましょう。
歯痛を鎮静したいだけでも、薬に頼りすぎないように注意したいですね。
歯痛時に市販薬を使ってみよう
歯痛時にオススメな市販薬は、飲んで即効で効くもの、しっかり歯痛に効くものなど、自分の痛みに合わせて飲むことが大切です。
種類が多いので、自分に合うものを見つけるのには苦労しますが、市販薬をしっかり飲み痛みを抑えましょう。
そして近いうちに必ず歯医者さんで歯を診てもらうようにしたいですね。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。