喉が乾いた状態が続く原因とは。乾燥した空気に口呼吸・ストレスが理由かも
普段よりも喉が乾きやすい、喉が乾いて夜中に目覚めてしまう、喉の乾きが水を飲んでも治らない、など喉の乾きで悩んでいる人は多いでしょう。
喉が乾いた状態が続くときに考えられる原因を知り、喉の乾きを解消しましょう。
1.乾燥した空気
冬の時期など、空気が乾燥しやすい季節になると、喉も乾燥してきてしまいます。
また季節に関わらず部屋が乾燥しやすいと、喉の乾燥が続いてしまいます。
水分補給はしっかりできていても関係なく喉は乾燥してしまいます。
喉が乾燥していくと、空気中のウイルスが口から入ってきてしまうこともあるものです。
喉が乾く原因となる空気の乾燥は、加湿器の使用やマスク着用で日頃からしっかり対策を取りましょう。
また空気が乾燥しやすい季節には、部屋の空気を入れ替えたり、うがいをこまめにしたり、ウイルスが体に入ってしまうのも事前に防ぎたいですね。
2.口呼吸をしている
1日中喉が乾いている、夜中にも喉が乾いて起きてしまう、などひどい喉の乾きに長年悩んでいる人もいるでしょう。
そんな人は、実は普段の呼吸法が影響しているかもしれません。
とくに自分では意識していなくても、鼻呼吸から口呼吸になっていませんか。
とくに鼻がつまっていたり、風邪気味だったりすると、寝ている時だけでなく、昼間も口呼吸になりやすくなります。
口呼吸をすると、口がどんどん乾いていきます。
水をいくら飲んでも、口を閉じて呼吸をしなければ、喉の乾燥は解消できません。
口呼吸が癖になってしまっている人は、口が開いていたら周りの人に注意してもらったり、就寝時に鼻腔拡張テープを鼻に貼ったり、鼻呼吸ができるように工夫したいですね。
3.水分補給が足りない
喉がよく乾いたり、長時間喉の乾きが続いたりする場合、基本的な水分補給量が足りていない場合があります。
1日を通してコーヒーやお酒しか飲んでいない、という人は、体が水分不足になっている可能性があります。
コーヒー、お酒、ジュースを除き、1日最低でも1~2リットルは飲み物を飲みましょう。
水、炭酸水、ハーブティー、麦茶など3食の食事の際には、必ず飲み物も飲むようにしましょう。
仕事中、就寝前、趣味を楽しんでいる時間などに数杯のドリンクを飲めば、あっという間に1リットルほどの水分を補給することができます。
十分に水分補給をすることで、喉の乾きも改善できるはずです。
4.ストレス
喉の乾きが続いてしまうとき、ストレスが原因になってしまっていることもあります。
ストレスと喉の乾きは関係ない、と思っている人もいるかもしれないですが、実はストレスを感じすぎると自律神経やホルモンバランスの乱れてしまいます。
緊張している時、気が張っている時はストレスで喉がカラカラになってしまいます。
時と場合によっては喉がカラカラな状態が、水分補給では改善できず、長時間続くこともあります。
ストレスが原因の喉の乾きを改善するためには、ストレスから解放されるしかありません。
普段からリラックス方法を身に付けたり、緊張しすぎないように気持ちを安定させたりするなど精神的に少し落ち着く必要があるかもしれませんね。
5.喘息や気管支炎
喉が乾いた状態が続く場合、喘息や気管支炎などの病気にかかっていることが原因になっているかもしれません。
喘息の発作はまだ出たことがなくても、呼吸が浅い状態が続くと喉が乾いてきてしまいます。
また季節によって花粉症になる人も喘息や気管支炎の症状を患いやすい状態になっていることもあります。
十分な水分補給をしても喉が乾いて、それが改善できない場合には病院にいきましょう。
喘息の発作は辛く、一度出てしまうとなかなか治すのは大変なものです。
早めに診断してもらい、対策を取るようにしましょう。
そうすれば喉の乾きも治るはずです。
6.高血圧
喉が乾いた状態が続く人は、高血圧の症状を患っていることもあります。
また高血圧の人の中には糖尿病の人も多いのです。
高血圧の人は、血液の濃度が上がり、その濃度を薄めようとして体内の水分が使われてしまいます。
そのため喉が乾いてしまいます。
高血圧の人は、病院にいき診てもらう他、普段から水分補給をこまめに行いましょう。
喉が乾いた、と感じる前に水分を取りましょう。
1日2リットル以上水分を取り、血液がドロドロの状態にならないようにしなければいけません。
高血圧の人、糖尿病の人は甘いジュースなどを飲むのではなく、基本は水を飲むようにし、血圧や糖の数値に異常が出ないようにも気を付けたいですね。
喉が乾いている原因を知ろう
喉が乾いた状態が続く時に考えられる原因は、乾燥した環境のせいもありますが、たいていは体調の変化によって起こるものです。
口呼吸や水分不足は、しっかり改善し、喘息、気管支炎、高血圧などの症状で喉が乾いている場合には、病院にいき治療をすることも大切です。
喉の乾きをあなどらず、早めな対処でつねに絶好調でいたいですね。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。