リンデロンってどんな薬?ステロイドが入っているけど大丈夫?

リンデロンってどんな薬?ステロイドが入っているけど大丈夫?

リンデロンはステロイド成分が配合しており、使用する事に抵抗ある人も多くいるのではないでしょうか。

しかし、使い方さえ間違わなければかなりの効果が期待できる薬でもあります。

1.炎症による腫れや赤みを抑え、痒みや痛みを和らげる

細菌感染に伴う湿疹や皮膚炎には短期間で効果が期待できます。

虫刺されや蕁麻疹、単純性皮膚炎、ダニ噛まれやオムツかぶれ、あせも、円形脱毛症などの症状にもかなり効果が期待できます。

虫刺されで使用する場合は蚊やダニブヨに刺されて赤く腫れているときに使用します。

症状が軽い場合は一日二日ほどで痒みなどが取れて改善に向かいます。

2.皮膚トラブル全般に効果があるとは限らない

水虫などのカビの真菌には効果がありません。

逆にステロイド成分が入っていると症状が悪化する場合があるので気をつけなくてはいけないのです。

水いぼの場合も同じで出来てる場所に塗る事によって水いぼが広がってしまう恐れがあるので気をつけなくてはいけないのです。

そのため薬を塗るときはどんな症状かを医師に確認して塗るようにしないといけません。

3.一日に使う回数や一回に塗る量を守るようにする

一日に塗る回数は一回から数回、患部に塗るようにしますが、塗る回数は肌の症状により塗る量や回数が変わってくるので気をつけましょう。

副作用が怖いからといって塗る量を勝手に減らしたりすると効果が出ないまま塗った意味がなくなるので、量や回数はきちんと医師の指示通りに塗るようにしなくてはいけません。

4.赤ちゃんに使用する時は気をつける

リンデロンは大人でも効果が出やすい薬なのですが、皮膚や抵抗力が弱い赤ちゃんにとったらいくら少量でも強い薬には代わりないのです。

その為に赤ちゃんに使用する時はきちんと医師に量を聞いて使用するようにしましょう。

勝手に余っていた薬などをつけるのはやめるようにしましょう。

まだ月齢が低い場合はリンデロンよりも弱い薬を処方される場合もあるので自己判断だけはやめましょう。

リンデロンでは効果がでない、別の薬が必要な場合があるので赤ちゃんの肌の状態をしっかりと確認しておかなくてはいけません。

特に赤ちゃんは話すことができないので判断が難しいですが、塗った時の変化などもきちんと確認しておくことが大切です。

5.全く安全な薬とはいえない

塗り薬とはいえ、どの薬に副作用があるようにリンデロンにも副作用が出る場合があります。

顔は体の中でも特に皮膚が薄い部位なので大人でも顔に塗るときは気をつけなくてはいけません。

長期間、大量に使用する事により表面組織が薄くなってしまう可能性があります。

その為、しわや皮膚のひきつり、毛細血管が広がったりする為に赤ら顔になる場合もあります。

皮膚以外にも症状が出る場合があります。

それは腹痛や吐き気、発熱や頭痛など風邪と間違えそうな症状が出るので気をつけなくてはいけません。

6.使用部位に副作用が出る

例えば、まぶたに塗り続ける事によって眼圧が高くなり緑内障を発症したり、目の痛みやかすみなどの症状が出てくることもあり、これはリンデロンを塗る事によっての副作用とも言えるでしょう。

他にも医師の指示よりも多めに塗る事によって肥満になりやすかったりと体質までに変化が出てくることもあります。

いくら一回に塗る量を増やしても早く改善するのとは違うのという事を忘れてはいけません。

7.長期間使用するのはやめましょう

使用する期間は医師の指示通りに行うようにしなくてはいけません。

あまりに長期間使用していると今度は効果が麻痺してしまい、もっと強い薬でなければ効果が出ないといった症状になるので出来れば継続して長期使用するのは止めるようにしましょう。

また妊娠中や授乳中の使用も避けるようにしましょう。

皮膚や母乳を通して赤ちゃんに成分がいってしまう可能性があるので使用は避けるようにしましょう。

どうしてもという時は医師の判断の元、別の薬を処方してもらえるので妊娠、または授乳しているという事をきちんと伝えて処方してもらうようにしましょう。

副作用は必ず出るものではないですが、塗り始めたら自分の体調管理をきちんとして気になることが出たら医師に相談して薬を続けて使用するかどうか相談するようにしましょう。

リンデロンの特徴や注意点を白う

リンデロンは使用する事によって症状が改善するまでが早く、効果も期待できる薬でもあります。

しかし、それだけ即効性がある薬なので自己判断で使用すると副作用により後々問題が出てくる可能性があり、取り返しのつかない場合にも可能性もあるので必ず医師との相談の元使用するようにしましょう。

リンデロンは市販では販売はされていないのですが、同じような効果のある薬は市販でも売ってあります。

もし、リンデロンを塗り続けても症状が改善されない場合や、逆に悪化した場合は市販の薬で試したり、効果がなくてもリンデロンを塗り続けるのではなく、早めに医師に相談するようにしましょう。

※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。

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