喉が痛いのは病気のサイン?喉が痛い時に考えられる病気6つ

喉が痛いのは病気のサイン?喉が痛い時に考えられる病気6つ

喉が痛い人

喉の痛い時、ただの風邪で、短期間で治れば良いですが、時には痛みが長引くこともありますよね。

喉の痛い時に重い病気にかかっていることも考えられるのです。

喉が痛い時に考えられる病気を見ていきましょう。

1.風邪やインフルエンザ

喉が痛い時に考えられる病気には風邪やインフルエンザといった一般的な病気があります。

周りの同僚、家族、友達などが風邪を引いていると、翌日に自分も喉が痛くなり、結局すぐに発熱したという経験がある人も多いでしょう。

空気が乾燥している時、インフルエンザが流行っている時期は、とくに風邪やインフルエンザにかかりやすいものです。

喉からウイルスが体内に入り込み、発熱、鼻水、頭痛、節々の痛みなどの他の症状も襲ってきます。

市販の薬で治ることもありますが、インフルエンザにかかっているかどうか病院で検査をし、自分の症状に合った薬を処方してもらうと早く治ります。

2.肺炎

喉が痛い時、ウイルス性の病気である肺炎にかかっていることも考えられます。

肺炎は、喉や鼻からウイルスが入り、喉が炎症で弱っている時に、菌が肺炎までいってしまうことで起こる病気です。

肺炎の症状が軽ければ、入院の必要はありませんが、体が弱っている人や症状が重い人は入院し、治療を受けなければいけないこともあります。

またマイコプラズマ肺炎が流行している時には、感染しやすく、だるさや発熱、長期間の咳など辛い症状に悩むことになることもあります。

喉が痛いときには早めに病院にいき、肺炎を悪化させないようにしたいですね。

3.肺結核

喉の痛みがある時に考えられる病気には、肺結核というものがあります。

結核菌に感染することで起こる病気で、最初は発熱、咳、痰などの症状が現れます。

そのため、市販の風邪薬で治そうとする人も多いものです。

ただ結核になっていると2週間が過ぎても症状が軽くならず、痰に血が混じるようになってしまいます。

また息苦しさや胸の痛み、また体重減少などの深刻な症状が出てきます。

肺結核はできるだけ早く病院にいき、治療を始めましょう。

風邪薬を1週間飲んだところで症状が改善しない場合には、迷わず病院にいくようにしたいですね。

4.声帯ポリープ

喉が痛い時に考えられる病気には、喉をよく使う人がかかりやすい声帯ポリープという病気があります。

声帯が炎症を起こしている時に、声を出したり、無理に大きな声を出したりすることで、ポリープができてしまいます。

喉の痛みの他に、喉が枯れてしまう症状が出てきます。

酷くなると、声自体が出なくなることもあります。

ポリープには良性のもの、悪性のものがありますが、基本的な治療は喉を使わずに安静にすることです。

手術が必要な場合もあるので、声帯ポリープが酷くなる前に、ポリープに気がつけるようになりたいですね。

とくに喉を使う職業の人は注意が必要です。

5.喉頭がん

喉が痛い時には、喉頭がんという病気も考えられます。

喉頭がんは男性に多い病気だと思っている人も多いかもしれませんが、喫煙者に多い病院なので女性も侮ることはできません。

ただ喉頭がんにかかっていても、初期の症状が出にくく、軽い喉の痛みや喉の異物感を感じる程度などで、早期発見がしにくいのです。

ちょっと喉の調子が悪いかな、と思う程度なので放っておいてしまう人もいるのです。

酷くなって始めて、辛い喉や耳の痛み、血の混じった痰、食べ物が喉を通らないといった症状が出てきます。

手術ができれば、声を失わずにすむ癌なので、できるだけ早く発見することが大切です。

また喉頭がん以外にも喉や耳の癌は種類が多いため、喉が痛みに気がついたらすぐに病院にいきましょう。

6.HIV

喉が痛い時に考えられる病気にはHIVも考えられます。

HIVの初期症状は、風邪の症状ととてもよく似ています。

感染してから2~4週間で下痢、熱、咳、喉の痛みなどの症状が出てきます。

病院に行っても風邪と診断されることもあるでしょう。

HIVは免疫細胞が破壊されてしまう病気ですが、その初期症状が収まり、その後何年も何の症状も出ないこともあります。

最初の風邪に似た症状が出た時に病院にいく、HIVの可能性が考えられるなら、感染後1か月以降に血液検査を受けるなどすると、早期発見できることもあります。

また病院にいけない人は検査キットを使い、検査をすることも可能です。

初期症状を見過ごし、その後長い間なんの症状も出ないと、性行為などで他の人にHIVを感染させてしまう可能性もあるので、注意したい病気のひとつです。

喉が痛い時には病気の可能性も疑おう

喉が痛い時に考えられる病気は、風邪やインフルエンザなら治りやすいですが、肺炎や肺結核は酷くなると治るまでに時間がかかります。

また喉頭がんやHIVになっている可能性もあるので、喉が痛い時には病院で診察を受けましょう。

見つかった病気が悪化する前に、早期発見治療をして、毎日元気に過ごせるようになりたいですね。

※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。

喉が痛いのは病気のサイン?喉が痛い時に考えられる病気6つに関連する情報