熱がないのに喉が痛い原因とは。風邪やタバコの吸いすぎなど
喉が痛いと、話すのにも食事をするのにも辛く、早く治したいですよね。
喉の痛みから解放されるためには、まず原因を明確にしなければいけません。
熱がないのに喉が痛い時に考えられる原因を見ていきましょう。
1.風邪の症状
喉の痛みのたいていの原因は、風邪です。
喉の痛みは風邪の典型的な症状の一つで、風邪のウイルスが口から入り、喉に炎症が起こってしまいます。
最初は喉の痛みだけでも、そのあとに熱、鼻水、頭痛などの他の風邪の症状も出てくることがあります。
疲労が溜まっている時、周りの人が風邪を引いている時などは喉が痛くなりやすいので、日頃からマスクを着用するなど対策を取りましょう。
もしも喉が痛くなったら、うがい薬でうがいをする、薬を飲む、のど飴を舐めるなど痛みを鎮静し、痛みをいたわるように気を付けましょう。
他の風邪の症状に悩まされる前に、喉の痛みが治ることもあります。
2.声を出しすぎている
喉が痛くて声が出せない、話すたびに喉の奥が痛む、などの症状に悩んでいる人は自分の最近の生活を振り返ってみましょう。
声を出し過ぎていませんか。
例えば、カラオケで何時間も歌う、仕事でつねに声を出している、スポーツ観戦をする、など声をよく出してしまうと、翌日などに喉が痛くなることがあります。
とくに喉が乾燥していても水分補給をせずに、休みを取らず声を出し続けると、喉が負担を受けてしまいます。
声をたくさん出す機会には、ハチミツレモンなどの喉に良い飲み物を必ず携帯し、喉を傷めないようにしながら声を出さなければいけません。
喉が痛いのに声を出しすぎと、志位祭声でも声が出なくなってしまいます。
3.喫煙量が多い
喫煙量が多いことも喉の痛みの原因となります。
喫煙が習慣化し、1日に何本もタバコを吸っている人は、呼吸器官が弱り、咳や痰が出るようになります。
それと同時に喉の痛みも発生します。
喫煙量を減らすか、禁煙をしなければ喉の痛みはなくなりません。
タバコを吸い続けると声の伸びがなくなり、出せる音域も狭まってくることもあり、喉の負担を減らすことが求められます。
またタバコの煙が苦手で、居酒屋やカフェなどでタバコを吸っている人が近くにいるだけで喉が痛くなってしまう人もいます。
その場合、喉の痛みは一時的なもので、たいていは時間が経てば収まります。
どうしても痛い時にはうがいをしたり、ハチミツ入りの飴を舐めたりしましょう。
4.ポリープがある
体調も悪くないし、声もあまり出していないのに喉が痛い場合、ポリープが原因で喉が痛くなっているのかもしれません。
喉のポリープは声を出す仕事をしていたり、喫煙していたりするとできやすい、と言われていますが、そうでなくてもできてしまうことはあります。
喉仏や喉頭辺りにポリープができることがほとんどです。
ポリープがあると、喉が痛い以外にも声がかすれてきたり、痰がからんだりする症状も出てきます。
病院で良性のポリープか悪性のポリープかを診てもらわなければいけないため、必ずポリープは放っておかず病院にいきましょう。
声帯ポリープの場合、手術をしなくても薬の服用で治ることも多いものです。
5.口内炎がある
口内炎は喉の痛みに関係ないと思っているかもしれませんが、実は口内炎のできる場所によって喉がいたくなることがあります。
とくに喉の奥の方に口内炎ができてしまうと、食べ物や飲み物が喉を通ったときにとても痛く感じます。
食べ物の刺激で口内炎がなかなか治らず、痛みがどんどんひどくなっていくこともあります。
口内炎専用の塗り薬を塗ろうとしても、喉の奥で上手く塗れない、届かないこともあるので、うがい薬でこまめにうがいをし、治しましょう。
またホルモンバランスの乱れ、生活習慣などで口内炎が口のいたるところにできやすい人もいるので、その場合には病院にいき、薬を処方してもらいしっかり治しましょう。
6.鼻炎がひどくなっている
鼻と口は繋がっていて、鼻炎の症状がひどくなると、喉が同時に痛くなることもあります。
鼻炎はアレルギーを患っている人や、花粉症がひどい人に見られる症状で、鼻づまり、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみが止まらないなど苦しい症状が続きます。
とくに鼻炎で鼻呼吸が上手くできず、口呼吸をしなければならない場合、喉が痛くなることが多く、就寝中に長時間口呼吸をすると、喉が痛くなってしまいます。
またティッシュで鼻をかみすぎて、喉を傷めてしまうこともあります。
鼻炎の症状が見られたら、飲み薬や点鼻薬でまずは鼻炎を治し、喉への刺激を軽減しましょう。
熱がないのに喉が痛い原因を知ろう
熱がないのに喉が痛い時に考えられる原因は、風邪や声の出し過ぎなど喉が炎症によって痛くなっていることが多いです。
また禁煙量の多さ、口内炎や鼻炎の影響で痛みがあることもあります。
ポリープなどの病気が原因の場合のこともあるので、喉の痛みをあなどらず、しっかり原因を突き止めましょう。
自分では原因が分からないときには病院にいくことも大切です。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。