胃が痛い時にオススメの飲み物。胃に優しく胃痛を和らげる飲み物を飲もう
キリキリ、シクシクと続く辛い胃の痛み。
誰でも一度は経験がある事でしょう。
胃痛時に、薬を飲んだり病院にいくのは勿論ですが仕事をしているとなかなか難しい時もありますよね。
そんな時、飲み物で胃痛を和らげる方法があります。
胃痛時にオススメの飲み物をご紹介します。
1.ホットミルク
胃痛時は、刺激が少なく温かい物を飲む事で不快感が和らぎます。
牛乳に含まれるタンパク質が、胃酸などの刺激から胃粘膜を保護してくれる役割がありますので、胃酸過多などによる胃痛にはとても効果的です。
特にホットミルクには、寝る前に飲むと安眠効果があるなど、リラックス効果も期待できる為、ストレスで弱っている人には心身共にオススメの飲み物です。
温かいホットミルクが痛んだ胃と疲れた心を癒してくれる為、胃痛にはオススメの飲み物と言えるのです。
2.白湯
やはり刺激の少ない飲み物と言えば、これに限ります。
牛乳が苦手な方は白湯を試してみて下さい。
白湯を作る際には、熱湯に氷などを入れたりして冷ましたものではなく、ヤカンなどで一度沸騰させ自然に冷ましたぬるめのものが良いでしょう。
胃腸をじわっと温める事で、痛みを和らげてくれます。
白湯だけで味気ない場合は、ハチミツなどを少しだけ溶かしてみましょう。
飲む際も、ガブガブと一気に飲むと刺激となってしまう為、少量ずつゆっくりと飲むようにしましょう。
3.ハーブティ
意外な感じを受けるかも知れませんが、胃痛時にはハーブティもオススメです。
特にペパーミントとカモミールのハーブティーが効果的です。
ペパーミントやカモミールには、痛みや炎症を抑えてくれる効果があります。
ハーブティのスッとした味わいが、ムカムカする胸やけの症状を消してくれます。
また、リラックス効果もある為、温かいハーブティをゆったりと飲むと良いでしょう。
4.ココア
ココアには、カカオやポリフェノールなどの成分がたくさん含まれています。
そのカカオやポリフェノールが、胃痛の原因となるピロリ菌をやっつけてくれたり、血流を良くして血行改善し炎症を抑えるなどの効果を発揮します。
そして、ココアには牛乳も含まれていますので、胃粘膜の保護もしてくれます。
人肌程度の温かく甘いココアでホッとすると共に、その成分で胃痛が和らぐでしょう。
5.緑茶
緑茶は、ビタミンが多く含まれ健胃作用が期待出来る飲み物です。
食後などに熱い緑茶が美味しいと考えがちですが、熱過ぎると弱っている胃には刺激が強すぎます。
少し温めの緑茶を飲むようにして下さい。
また、緑茶にカテキンが豊富な為胃腸の動きを活発にしてくれたり、殺菌作用も期待出来ますので、胃痛時には効果的な飲み物だと言えるのです。
緑茶にはカフェインも含まれている為、本来なら胃痛には良くない物と思われがちですが、緑茶に含まれるポリフェノールが中和してくれる為、それ程心配はないのです。
6.アルカリイオン水
ミネラルウォーターや水道水と違い、アルカリイオン水にはカルシウムやマグネシウムなど、身体に必要なミネラルが豊富に含まれています。
そのミネラルが胃痛に、とても効果的だと言われているのです。
胃酸過多などで、濃くなった胃酸を中和させてくれる働きもあります。
但し冷たいアルカリイオン水では刺激が強い為、常温か少し温めたアルカリイオン水が良いでしょう。
7.ホットヨーグルト
飲むヨーグルトを人肌程度に温めるか、お湯に少量のヨーグルトを溶いたものが良いでしょう。
胃酸の分泌を抑制させる成分を持つヨーグルトが、胃酸過多によるムカムカとした不快感や胃の痛みを鎮めてくれます。
また、ホットミルクと同じで、ヨーグルトのタンパク質が胃粘膜保護にもなりますので、ホットヨーグルトは胃痛に対し理に適った飲み物と言えるのです。
ハチミツを入れると、更に飲みやすくなります。
8.しょうが湯
しょうがには、血行を良くして身体を温める効果もある為、風邪などの予防に効果的な事で有名です。
しかし、痛みや吐気を和らげる効果もとても強い為、胃痛には良い飲み物です。
腸の働きを良くする効果もある為、便秘などによる胃痛にも効果的です。
ただししょうがは刺激も強いので、胃痛時には気持ち薄めで作る方が良いでしょう。
最近では、市販で溶かすだけの物もありますし、生のしょうが一欠片あれば簡単に作れます。
しょうがの臭みが苦手な方には、ハチミツや柚子などを少し入れると飲みやすくなります。
胃が痛い時は胃に優しい飲み物を飲もう
胃の痛みの原因は様々あります。
ストレスにより胃が弱っていたり、潰瘍などが出来ていたり炎症を起こしていたり。
まずは、その原因を治療するし取り除く事が必要です。
しかし、日頃からの予防や、すぐに病院にいけない時などには、今お話しした飲み物で強い胃を作ったり、症状を和らげる事が出来るのです。
自分の身体を守る為に、ちょっとした努力で健康な身体と生活を手に入れましょう。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。