腰痛と胃痛が一緒にくる時の原因とは

胃痛だけでなく同時に腹痛に苦しむことになったら辛く大変ですよね。

けれど体調が悪い時にはそんな風に複数の症状が出てしまうことがあります。

そんな腹痛をともなう胃痛がする時に考えられる原因を知り、参考にしましょう。

1.ストレス

人間関係に疲れている、仕事が大変など、日々ストレスを感じながら生活をしている人は多いでしょう。

少しのストレスであれば体の不調として何の症状も出ないことが多いですが、あまりにもストレスが強すぎると腹痛をともなう胃痛といった症状が出ることがあります。

ストレスから自律神経が乱れ、胃痛だけでなく腹痛が生じてしまいます。

大事なプレゼンに緊張しすぎてお腹が痛くなる、という経験をしたことがある人も多いでしょう。

もちろん腹痛をともなう胃痛は短時間だけでなく長期間に渡って続くこともあり、中には下痢の症状が出てくる人もいます。

ドラッグストアや病院で自分に合う薬を見つけるのも良いですが、まずはストレス発散をしましょう。

2.体の冷え

女性の多くは体が冷えやすく、中には酷い冷え性で悩んでいる人もいるでしょう。

体の冷えは腹痛をともなう胃痛を引き起こす原因となります。

内臓や胃は冷えやすく、冷えてくると痛みに変わってしまいます。

寒い冬の時期にはお腹を冷やさないように腹巻を巻く、ホカロンや湯たんぽを使用するなどお腹周りを温める工夫が必要となります。

また寒い時期に関わらずアイスなど冷たい食べ物を食べるのが大好きな人は、自然とお腹が冷えやすい体質になっている可能性があるので注意が必要です。

体の中でもお腹はできるだけ冷やさないようにしないと、肩こり、頭痛、下痢などの他の辛い症状も出てきてしまうことがあります。

3.ノロウイルス

冬場に「ノロウイルスが流行っている」という話を聞いたことがある人も多いでしょう。

実はノロウイルスに感染すると腹痛をともなう胃痛の症状が出ることがあります。

ノロウイルスは食中毒の一種で、食品、便、嘔吐物などにより感染し広がっていきます。

普腹痛と胃痛といった症状だけで2～3日で治まることもありますが、便にノロウイルスが入ってしまうと嘔吐や下痢が延々と続き、病院で薬をもらわなければ治らなくなってくることもあります。

ノロウイルスは体が弱っている時にかかりやすかったり、生の牡蠣などの魚介類を食べたりするとかかることが多いので注意が必要です。

4.刺激物を食べすぎている

体調の良い時には何を食べても、元気でいられる人も多いでしょう。

けれど少しでも体調が悪い時に体の刺激となる物を食べてしまうと腹痛をともなう胃痛が起こってしまうことがあります。

とくに体の刺激となるのが、揚げ物などの脂っこい物、カレーなどの辛い物、それから極端に味が濃い物などです。

またアルコールやカフェインも刺激が強いので、飲み過ぎると腹痛と胃痛の症状が出てくることがあります。

刺激物は内臓や胃の粘膜を傷つけてしまいます。

そのため、刺激物は量を食べすぎない、2食連続で食べない、など自分で注意して食事をすることが大切です。

とくに年末年始など飲み会や外食が続きやすい時期には注意したいですね。

5.喫煙量が多い

喫煙は腹痛や胃痛とは無関係、と思っている人もいるかもしれませんが、実は喫煙量が多いと腹痛をともなう胃痛が起こってしまうことがあります。

煙草に含まれるニコチンは腸の運動を必要以上に高めてしまうため胃痛や腹痛に悩むようになります。

煙草を吸ったすぐ後に便をしたくなった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

これもニコチンの影響です。

また女性は、煙草を多く吸っていると生理時の腹痛が酷くなる、とも言われています。

腹痛や胃痛に悩まされている人は今すぐ喫煙量を減らしたり、禁煙したりすると辛い症状がなくなるかもしれません。

6.体に合わない薬を服用した

普段、自分の体に合う薬を飲むようにしている人がほとんどだと思いますが、時には今まで飲んだことがない薬や久しぶりに飲む薬もありますよね。

体に合わない薬を服用した場合、その副作用として腹痛をともなう胃痛が起きてしまうことがあります。

その場合、直ちに薬の使用を中止し、服用し続けるのは体に良くないのでやめましょう。

体に合わない薬を飲み続けると胃が荒れてしまったり、吐き気が出てきたり、さらに辛い症状に悩まされることになります。

どうしても薬が必要な場合は、病院で腹痛をともなう胃痛が起こってしまった薬を見てもらい、別の薬を処方してもらうようにしましょう。

腰痛をともなう胃痛の原因をつかもう

腰痛をともなう胃痛がする場合、ストレスや体の冷えといった原因がまず考えられます。

また喫煙量が多かったり、飲んだ薬が体に合わなかったりするとお腹と胃は敏感に反応するものです。

ウイルス感染によりひどい胃痛と腹痛が襲ってくることもあります。

腹痛をともなう胃痛は放っておかず必ず早めに治療をしましょう。

※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。

腰痛と胃痛が一緒にくる時の原因とは