目の充血が治らないのはなぜ?考えられる原因まとめ
目が充血してしまうと、とても不快ですし、見た感じもよくありません。
目が真っ赤になってしまって、仕事やプライベートで人に会う時にも、気になってしまいます。
中々目の充血が治らない時、その原因をしっかりと探って、早く治療をするようにしましょう。
放っておくと、取り返しのつかないことになったら大変だからです。
目の充血が治らない
1.免疫力が低下して慢性結膜炎を発症している
ちょっとしたことで、目は充血してしまうことがあります。
しかしそれが長引く時には、もしかしたら免疫力が低下して、慢性結膜炎を発症しているのかもしれません。
年を取ったり体が疲れたりすると、免疫力が低下します。
そうすると、人の体というのはあちこちに不調が出てきます。
目の結膜には、本来はウィルスから目を守るために免疫智からが備わっているはずです。
しかし、身体が疲れてしまうと、そのウィルスに抵抗する力が落ちてしまい、細菌に感染しやすくなってしまいます。
体力が弱って、免疫力が落ちている状態で、目が結膜炎に感染してしまうと、中々治らなくなります。
そして、目が慢性結膜炎に長くかかっていると、完治するのにも時間がかかります。
その結果、目の炎症が収まらず、目が充血した状態が続いてしまいます。
中々目の充血が治らない原因は、慢性結膜炎なのかもしれません。
そのまま放置しておくと、ますます悪化してしまったりしますから、必ず病院に行って診察してもらうようにしましょう。
2.眼精疲労のせいで充血が続いてしまっている
目の充血が中々治らない原因の一つに、眼精疲労があります。
この頃はパソコンやスマホなどで目を酷使している人が増え、それが原因で目の充血が治らなかったりします。
仕事でパソコンを使うというのは、いまや当たり前のことです。
そして毎日長時間パソコンの画面を見ている人は多いでしょう。
しかしそれが毎日続くと、どうしても目に負担がかかってしまいます。
疲れが取れる前にまた翌日会社に行って、再び長い時間パソコンを見ることとなり、いつまでたっても目の疲れが取れることはありません。
目が疲れると、目の中を取っている血管の血流量が増えます。
そうする事によって、目の疲労を取ろうと、身体が頑張っているのです。
それなのに、ちっとも目を休めることをしないと、中々目の充血は収まらないでしょう。
自分で考えている以上に、眼精疲労というのは目に大きな負担となっているのです。
目が充血してしまって、それが中々治らないのは、それだけ目が疲れているということです。
目の充血がとれるまでは、しばらくパソコンやスマホから離れて、眼精疲労が溜まらないようにしてみましょう。
3.加齢が原因で充血を起こしている
目の充血が中々治らなくて、何だかものが見づらいという時は、加齢が原因かもしれません。
老眼によって目が見えずらくなっていて、それが原因で目に負担がかかっているのです。
老眼というのは、自分では意外と気が付きにくかったりします。
「何となく見にくいな」と思っていても、加齢が原因で老眼になっているとは、自分では思いたくないでしょう。
そういう気持ちが邪魔をして、実は老眼の為に目が極度に疲れていることに気が付いていなかったりします。
目を眇めて物を見る様にしたりしているうち、疲労が溜まって血管が膨張し、疲れた目を何とかしようと体が頑張っているのです。
加齢による老眼以外にも、例えば度の合わないコンタクトや眼鏡をしていると、同じように目が疲れて、血管が膨張してしまい、充血してしまいます。
中々充血が治らないなら、物が見にくくないか、それをチェックしてみましょう。
そうすれば、老眼のために意外と目に負担がかかっていることに気が付くでしょう。
4.花粉症のせいで充血が続いている
目の充血が中々治らない時、その原因は花粉症であることがあります。
例えばスギ花粉症の人は、年明けから5月ぐらいまで、花粉症の症状に悩まされます。
その一つの症状として、目の充血が起きることもあります。
花粉症は、アレルギー性の結膜炎を引き起こすことがあります。
目に花粉がついてしまうと、それを何とかして落とそうとして、身体が色々な働きをすることがあります。
花粉を取り除こうとして分泌された物質が、目の血管を刺激してしまい、それが原因で充血が起こってしまいます。
そのため、花粉が飛んでいる間は、目が充血してしまう状態が続いてしまうこともあります。
中々目の充血が治らないと思ったら、実は花粉症が原因ということもあるでしょう。
5.肝臓の機能が衰えている
目の充血が中々治らない時は、もしかしたら肝臓の機能が衰えているのが原因かもしれません。
それが影響して、目の充血が長引いているのかもしれないのです。
肝臓は、血液をキレイにしたり、栄養を与えたりと、色々な役目があります。
ただ、肝臓の調子が悪いと、どうしても体に不調がでます。
目と肝臓は一見あまり関係ないように思えますが、実は知らないところでしっかりと結びついています。
肝臓の機能が衰えると、目は栄養を取り込もうとして、血管を拡張してしまい、目の充血が起きてしまいます。
肝臓というのは、中々不調に気が付きにくい部分です。
目が疲れるようなことはしていないのに、それでも充血が中々治らなかったら、一度肝臓の検査をしてみるのもいいですね。
目の充血が治らない時には注意をしよう
目の充血が治らない時は、面倒くさがらずに必ず病院にいくようにしましょう。
きちんと検査を受けることで、原因がはっきり分かるはずです。
目の充血は、ヘタをすると失明につながることもあるので、知らんぷりしないで早めに検査をしてもらうようにしましょう。
こうした症状ごとに合った目薬を知りたいという方は症状別の目薬のページをご覧ください。
※ここでご紹介している全ての薬等は使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。また少しでも健康に不安がある場合は必ず医師等にご相談ください。